BRICsがBRICSになっていた
今回は塾講のバイトで経験した話です。
社会で"BRICs"というものを学んだのを覚えているでしょうか。近年の経済成長が著しい国の総称ですね。私は
B...Brazil
R...Russia
I...India
C...China
で、sは複数形のsだと学んだのですが、最近ではそうではないようです。
以前はsは複数形のsなので小文字でしたが、最近ではSを大文字にして"BRICS"と記述することが多いようです。
どうやらこの4カ国に加えて新しくSのつく国が追加されたみたいですね。どこかというと
S...South Africa
南アフリカでした。2010年のサッカーワールドカップなどを経てBRICsに加えようという認識が強くなったようです。
もともと南アフリカは金などの鉱物資源が豊富だったので、それを強みとして経済成長を続けています。また、アパルトヘイトの廃止などにより人種差別の撤廃へ向け進んでいることもBRICSに名乗りを上げた一因だと思います。(実際のところはまだ差別の意識が残っているところもあるようですが)
ちなみに鉱物資源が豊富な理由は、古期造山帯にあたるドラケンスバーグ山脈が走っているからです。地理で出てきますね。
余談:
ちなみに私は最初、Sはスペインなんじゃないかな、と思いましたが当然のごとく違いますね。
PIGS/PIIGSと呼ばれるヨーロッパの財政基盤の弱い国々で、
P...Portugal
I...Italy/Ireland
G...Greece
S...Spain
です。
時の流れによって学習内容も変わっていく、そんなお話でした。
参照したページ
南アフリカの国情およびエネルギー事情、電力事情 (14-09-01-02) - ATOMICA -
あとはwikipediaとか